2011年03月
2011年03月30日
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301403021/
1 名前:白夜φ ★[] 投稿日:2011/03/29(火) 21:50:21.82 ID:???
世界で大地震相次いだのは「偶然」 米博士ら分析
2011年3月29日12時23分
【ワシントン=勝田敏彦】大地震のあとに他の大地震が誘発されるのは、元の大地震の
震央の千キロ以内にほぼ限られることが、米地質調査所(USGS)などの研究でわかった。
最近、世界で相次いでいる大きな被害地震は、偶然、近い時期に起きたといえそうだ。
27日付の専門誌ネイチャー・ジオサイエンスに論文が掲載された。
USGSのトム・パーソンズ博士らは、1979~2009年の世界の地震カタログを分析。
マグニチュード(M)7以上の大地震が起きたとき、世界でM5~M7の地震が起きる頻度が
変化するかどうかを調べた。
その結果、大地震の震源域の長さの2~3倍以内に当たる千キロ以内では、誘発されたと
考えられる地震が増えていた。だが、それ以上離れたところではそうした傾向は見つからなかった。
ただ過去の研究では、遠方でも小さな地震は誘発されることがわかっている。
昨年以降、世界では大地震が相次いでいる。
昨年は1月にハイチ(M7.0)、2月にチリ(M8.8)であった。
さらに今年は、2月にニュージーランドでM6.3、3月には東日本大震災を引き起こした地震(M9.0)が
11日に起きたあと、24日にミャンマー(ビルマ)でM6.8の地震が起きている。
だが、それぞれは偶然、時期が重なったとみられる。
___________________
▽記事引用元 asahi.com
http://www.asahi.com/science/update/0329/TKY201103290156.html
▽関連
Nature Geoscience | Letter
Absence of remotely triggered large earthquakes beyond the mainshock region
http://www.nature.com/ngeo/journal/vaop/ncurrent/abs/ngeo1110.html
【地震】世界で大地震相次いだのは「偶然」 米博士ら分析
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301308448/
1 名前:細胞の塊φ ★[] 投稿日:2011/03/28(月) 19:34:08.47 ID:???
【3月28日 AFP】
東京電力(Tokyo Electric Power Co.、TEPCO)は28日、福島第1原子力発電所1~3号機のタービン建屋の外に水がたまっているのが見つかり、2号機のタービン建屋の外にたまっていた水から毎時1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が検出されたと発表した。
水が見つかったのは配管などを通す「トレンチ」と呼ばれるトンネル。東京電力は、放射性物質に汚染された水が海に直接流入しないか確認する必要があるとしている。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2793017/7009795
【原発事故】福島第1原発、タービン建屋の外にも高い放射線量の水 /東電
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301456440/
1 名前:あんたレスφ ★[sage] 投稿日:2011/03/30(水) 12:40:40.24 ID:???
消波ブロック、津波には逆効果 切れ目に集中、堤防決壊
東日本大震災で被災した福島県相馬市で、沖にある消波ブロックの列の間に津波が集中して、
陸側の防波堤が決壊したことが、早稲田大の柴山知也教授(海岸工学)の調査で分かった。
消波ブロックなどで高波や高潮に備えていた護岸設備は、前提としていない津波には弱かった。
柴山さんらが調べた相馬市の磯部地区は、砂浜の海岸に設けられた海岸堤防が複数の場所で決壊し、
津波が街中に流入した。多くの家屋が押し流され、現在は基礎部分が残されている。
柴山さんによると、磯部地区の海岸堤防は海側に波の力を弱めるブロックを置いて台風などによる高潮や
高波に備えている。堤防の沖には、海岸線と平行して消波ブロックが並べられている。
消波ブロックの列は、海岸の水質悪化を防ぐためにすき間があけられている。
海岸堤防は、消波ブロックの列の切れ目に面した部分だけが決壊した。
消波ブロックの切れ目に津波が集中、強い水流となって海岸堤防を直撃したと考えられる。
柴山さんの測定では、磯部地区を襲った津波の高さは6~8メートル。
三陸地方を襲った十数メートルの津波に比べると低い。
福島県の基本計画では、磯部地区の海岸堤防の目的は台風などによる高潮や高波対策で、津波は想定外。
国土交通省によると、過去に津波の被災経験の少ない地方では、
海岸の防災対策で津波を考慮しないことが多いという。
柴山さんは「津波に備えた防潮堤は、水流に耐える設計で崩れにくいが、
磯部地区のような波の勢いを吸収する堤防は、長時間にわたり水流が押し寄せる津波には弱かったのだろう。
同様の海岸は多く、対策を考える必要がある」と話した。
▽ ソース アサヒ・コム
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300106.html?ref=rss
▽ 画像
消波ブロックの間から津波が集中したイメージ
http://www.asahi.com/national/update/0330/images/TKY201103300114.jpg
津波を想定しない海岸堤防(右)は、消波ブロック(左奥)がとぎれた部分で決壊した。
地面がえぐられ、堤防の内側の陸地だった部分まで海水が満ちている=福島県相馬市磯部地区
http://www.asahi.com/national/update/0330/images/TKY201103300181.jpg
▽ 関連スレ
【地震】…東北地方太平洋沖地震による津波は水位急上昇、「射流」となって秒速10mに達した可能性も…東大地震研が映像分析
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1300863276/
【工学】消波ブロック、津波には逆効果 切れ目に集中、堤防決壊
2011年03月29日
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1300939238/
1 名前:星降るφ ★[] 投稿日:2011/03/24(木) 13:00:38.29 ID:???
「圧力容器を加熱した実験」の結果
2011年3月24日
Leander Kahney
[この記事は、2000年10月26日に掲載された記事を再編集したものです]
米国ニューメキシコ州の砂漠にある、隔離された原子力研究所で2000年10月23日(米国時間)、
科学者たちが原子炉の炉心溶融(メルトダウン) のシミュレーション実験を行なった。原子炉の
心臓である圧力容器にガスで圧力をかけ、風船のように破裂するまで炉に熱を加えたのだ。
米エネルギー省所属のサンディア国立研究所の研究者たちは、炉心溶融が起こった際に炉心に
あるウラン燃料を保持する、巨大な鋼鉄製のドームを試験した。
実験は約4時間にわたって行なわれた。研究者たちはこの実験により、炉心溶融が起こった際、
原子炉圧力容器がどのような挙動を示すかについて、より良いコンピューター・モデルを作る
ことができると期待をかけている。
鋼鉄製の圧力容器は、米国やヨーロッパの原子力発電所で一般的に使用されているものだ。
これらの圧力容器は、炉心のウラン燃料を冷却するシステムの1部として、かなりの高温、高圧、
放射線レベルに耐えられるよう設計されている。
コンピューター・モデルが改良されれば、より優れた原子炉の設計が可能になる。また、事故が
発生した際に、原子力発電所のオペレーターがより的確に対応できることにもなる。
実験に使用された原子炉圧力容器には、100個以上のセンサーが設置され、赤外線カメラを含む
多数のビデオカメラが撮影を行なった。
実験は屋外で行なわれた。実際の原子炉圧力容器の5分の1の大きさに縮小された、厚さ7.6センチ
の鋼鉄製の圧力容器が、1平方センチあたり約50キロgまで加圧され、真っ赤になるまで熱を加え
られた。
鋼鉄の融点近くである約1500ケルビン[絶対温度。摂氏約1227度]で、ドームは風船のように
膨らみ、破裂し、すさまじい爆発音と共にガスを放出した。研究の主要メンバーの1人、ラリー・
ハンフリーズ氏は、「とてもドラマチックだった」と実験を振り返った。「ドームは真っ赤に
輝いていた」
「いよいよ破裂したときはすごいエネルギーだった」とハンフリーズ氏は付け加えた。「非常に
大きな爆発音だった」
研究者たちは、来年にかけて、さらに5基の圧力容器を用いて同様の実験を行なう予定だ。各々の
実験は、さまざまなタイプの事故と、想定される発電所管理者の対応をシミュレートすることに
なる。
これらの実験の結果は、現在の分析モデルと比較される予定だ。
優れたモデルを追い求めることは重要だと、ハンフリーズ氏は述べた。同氏によれば、悪名高い
スリーマイル島の事故、つまり、1979年にペンシルベニア州の原子力発電所で起こった部分的な
炉心溶融事故の事後分析によれば、同原子炉の圧力容器は破壊されるところだったという。
しかし実際には、「幸いなことに圧力容器は破壊されなかった」とハンフリーズ氏。「今回の
実験によって、さらに正確なモデルと設計基準が考案されるだろう。興味深い作業だ。われわれ
はこの実験から多くのことを学べると思う」
サンディア国立研究所は、ニューメキシコ州アルバカーキから数キロ離れた場所にある。同研究所
は、最初の核兵器を開発したマンハッタン計画に基づいて1945年に設立された。現在は、米国に
おける核兵器の開発および維持と、原子力産業の支援を任務としている。
[日本語版:ガリレオ-多々良和臣/合原亮一]
【原発事故】「圧力容器加熱実験」 原子炉の炉心溶融(メルトダウン)シミュレーション、2000年に米国で実施
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301331008/
1 名前:白夜φ ★[] 投稿日:2011/03/29(火) 01:50:08.36 ID:???
◇福島原発、敷地内にプルトニウム 核燃料から放出の可能性
東日本大震災による福島第1原発事故で東京電力は28日、原発敷地内の土壌5カ所から
プルトニウムを検出したと発表した。今回の事故で核燃料から放出された可能性があるとしている。
濃度は過去に行われた核実験の際に、日本で検出されたのと同レベル。
「通常の環境土壌中の濃度レベルで、人体に問題になるものではない」としている。
今後、敷地内と周辺の環境モニタリングを強化する。
一方、1~3号機の建屋地下から海側に延びるトンネルと、地上につながる立て坑に水がたまり、
2号機外の立て坑では毎時千ミリシーベルト以上の高い放射線量が検出されたことが分かった。
この線量では、15分で今回の作業員の被ばく線量の上限である250ミリシーベルトを超える。
30分いるとリンパ球が減少、4時間程度で半数の人が30日以内に死亡するとされる。
2号機は原子炉損傷の可能性が指摘され、タービン建屋地下には高濃度の放射性物質を含む水が
たまっている。東電はこの水がトンネルなどに流れ込み、海にも流出した恐れもあるとしている。
原子力安全委員会の班目春樹委員長は2号機について「大量に水が漏れているとは考えていないが、
原子炉圧力容器が破損した可能性と、その周囲から漏れている可能性のどちらもあり得る」と述べた。
東電によると、水が確認されたのは27日午後3時半~4時ごろ。公表まで丸1日以上かかり、
安全委員会が連絡を受けたのも28日夕と、通報や情報公開が遅れた。
トンネルや立て坑は、被ばくの恐れがある区域を隔離した「放射線管理区域」の外側にある。
トンネル内には冷却用の海水を引き込む配管などが通っている。
立て坑は1~3号機で深さ約16~26メートル。いずれも上端近くまで水がたまり、
放射線量は1号機では毎時0・4ミリシーベルト。3号機は、がれきがあり測定できなかった。
立て坑から水があふれたかは不明で、海までは約55~70メートル離れている。
水の線量が最も高かった2号機外の立て坑内は、空気中も同100~300ミリシーベルトの高い線量だった。
2号機タービン建屋地下のたまり水との関連について、
東電は「同じものであることは否定できない。できるだけ早く(水の)処置をしたい」としている。
一方、経済産業省原子力安全・保安院は、引き続き注水による炉心冷却を優先する考えを示した。
圧力容器の破損については東電が28日未明、可能性に初めて言及。
保安院は否定的な見方だが「あらゆる可能性を念頭に置く」としている。
各号機の冷却機能回復に向けた作業は28日も続いた。
東電はタービン建屋地下にたまった水を排出するため、高濃度の放射性物質を含む水を
ポンプで復水器に回収する作業を1号機で続けたが、2、3号機は復水器が満水の状態。
復水器内の水を別のタンクに移すことを予定している。
2011/03/29 00:08 【共同通信】
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▽記事引用元 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032801000607.html
▽関連
東京電力 プレスリリース
2011年3月28日 福島第一原子力発電所構内における土壌中の放射性物質の検出状況について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11032806-j.html
福島第一原子力発電所 土壌中のPu測定結果(PDF 89.4KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110328m.pdf
福島第一原子力発電所 敷地内土壌サンプリング(PDF 140KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110328n.pdf
福島第一原子力発電所 敷地内土壌サンプリング(定例3箇所)(PDF 141KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110328o.pdf
【原発問題】福島第1原発 敷地内の土壌からプルトニウムを検出 核燃料から放出の可能性[03/29]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301310219/
1 名前:ブラックジャック主夫φ ★[] 投稿日:2011/03/28(月) 20:03:39.89 ID:???
★大震災40分前上空の電子急増 チリ地震と類似「前兆か」(03/28 10:11)
国内最大のマグニチュード(M)9・0を記録した東日本大震災の40分前、
震源地上空の電子の量が局地的に増えていたことが、北大理学研究院の
日置(へき)幸介教授(地球惑星物理学)の調べで分かった。日置教授は震災後、
昨年のチリ地震(M8・8)をはじめ、過去の大地震直前にも同様の現象が起きて
いることを確認。「電子の急増は、巨大地震の前兆の可能性がある」とみている。
日置教授によると、国土地理院の衛星利用測位システム(GPS)観測網の
データを基に、地上約80~500キロの電気を帯びた空気の層である「電離層」の
電子の量を解析した。
その結果、11日午後2時46分発生の巨大地震から40分余り前の午後2時以降、
震源地の三陸沖の上空で、電子の量が通常より2割ほど増えたことが分かった。
このため、同教授は過去の巨大地震に関してもさかのぼって分析。昨年2月の
チリ地震の発生40分前、1994年10月の北海道東方沖地震(M8・2)の発生50分前に、
震源地上空の電子が局地的に増える現象をそれぞれ確認した。
電子が増えた理由について、日置教授は「地震前にわずかな断層のひずみが生じ、
そこから放出された電子で地表が広範囲に電気を帯び上空の電子を増やした
可能性がある」とみている。
2003年9月の十勝沖地震(M8・0)では電子の増加はみられなかったことから、
「M8を上回る巨大地震の40~50分前に共通して起こる現象ではないか」と推測する。
<北海道新聞3月28日朝刊掲載>
▽ソース 北海道新聞(どうしんウェブ)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/281622.html
【地震科学】東日本大震災40分前に、震源地上空の電子急増 チリ地震と類似「巨大地震の前兆か」
2011年03月28日
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1300970358/
1 名前:星降るφ ★[] 投稿日:2011/03/24(木) 21:39:18.71 ID:???
マントルから初の直接サンプル採取へ
Richard A. Lovettfor National Geographic News
March 24, 2011
これは地球の中心への旅ではないかもしれない。だが、これまでで最もそれに近づくものになる
可能性はある。厚さ何キロもある地殻を貫き、その下にある高温のマントルまで掘削して、史上初めて
マントルのサンプルを回収するという計画が進められている。科学者に言わせると、マントルの
サンプルは、科学的な重要性において、そして採取の困難さにおいても、月の石にほぼ匹敵するという。
「これは地球科学者の長年の夢だった」とイギリス、サウサンプトン大学の地質学者デーモン・
ティーグル氏はナショナルジオグラフィック ニュースに語った。
しかしその夢は、適切な技術が存在せず、地殻に関する理解が不足していたために長い間抑えられて
きた。今では地殻についての知識が増え、技術も進んだため、この夢に手が届くところまできたと、論文
の共著者であるティーグル氏は言う。例えば、日本の掘削船は10キロにも及ぶ掘削パイプを備えている。
すべてが計画通りに進めば、2020年までに掘削に着手できるだろうとティーグル氏は言う。研究
チームは来月にも太平洋で試掘を開始する。論文によると、チームのスタッフは太平洋の「海底地殻を
史上最深の深さまでボーリングする」という。
マントルは、地球の融解したコア(核)と硬く薄い地殻の間にあり、厚さは約3200キロある。そこ
には、地球の岩石が大量に含まれている。しかしマントルについてはよく分かっていない。現在手に
しているのは、火山から地表に噴出したものや、古い山脈に取り残されたものなど、マントルのほんの
断片にすぎない。
これらの断片的なサンプルも、地表に上がってくる長いプロセスの間に変質しているため、もはや
マントル本来の状態と組成を示しているとは言えない。
掘削を行えば、マントルの様子だけでなく、モホロビチッチ不連続面(モホ面)と呼ばれる地殻
最下部の謎の多い遷移層の性質も明らかになるだろう。
また、掘削により地殻深部の岩に存在する生命の徴候を探すこともできると考えられる。「摂氏
120度まで、どの深さを見ても微生物の活動の証拠が見つかる。マントルまで掘り下げる途中で、これ
について検証できることは間違いないだろう」とティーグル氏は話す。
しかし、本当に価値があるのはマントルそのものだ。サンプルを採取できれば、地球の起源と歴史
について多くのことが分かるとティーグル氏は言う。
マントルの岩石からは、現在のマントルの活動プロセスについて知見が得られる。これは、多くの
地震や津波や火山の噴火を引き起こしているプレートテクトニクスを理解するために非常に重要な知見
となるとティグル氏は続けた。
ティーグル氏によると、掘削に最も適しているのは海洋の真ん中だという。地球の地殻は海洋底で最
も薄いからだ。大陸では地殻の厚みは数十キロに達するが、海洋底ではわずか6キロほどしかない。
もっとも、言うまでもなく海洋の真ん中は海自体が深い。計画されている海域では水深が4キロほど
ある。これは、現在の沿岸での掘削技術で掘れる深さのほぼ2倍にあたるとティーグル氏は言う。
海底は温度が低いとはいえ、掘削機は摂氏300度に達する深さまで掘り進まなければならない。その
深さでの圧力は2000気圧にもなる。これは1平方メートルあたり2万トン以上の圧力に相当する。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110324004&expand#title
▽画像 1960年代にマントルからのサンプル採取を試み、失敗に終わったモホール計画のために船上で働く作業員。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/drilling-earth-mantle-possible-2011_33618_big.jpg
Photograph by Fritz Goro, Time Life Pictures/Getty Images
【地球科学】マントルから初の直接サンプル採取へ 海底地殻を史上最深の深さまでボーリング、2020年までに着手
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301152668/
1 名前:一般人φ ★[] 投稿日:2011/03/27(日) 00:17:48.42 ID:???
地球の歴史上最も大きなウサギ種の化石が発見された。今年の復活祭(イースター)は4月24日だが、
スペインのメノルカ島で発掘調査に取り組む研究者たちには、一足早く「イースターバニー」が訪れたようだ。
その外見を“ウサギ”と呼ぶには多少抵抗があるが、「メノルカのウサギの王」を意味する
「ヌララグス・レックス(Nuralagus rex、Nレックス)」の学名を授かった。
体重はいくつかの骨を分析した結果、約12キロと推定されている。ヨーロッパなどに広く生息する現生
アナウサギの6倍の大きさだ。研究チームのリーダーでスペインのバルセロナにあるカタルーニャ
古生物学研究所の古生物学者ジョゼップ・キンタナ氏は、「見つけたのは随分前だったのだが、
その価値がわかったのはつい最近だ」と話す。
「発見当時、19歳の私には何の骨だか見当も付かず、巨大なカメの骨ぐらいに思っていた」。
その後の調査で、およそ300万~500万年前に生息していたウサギの一種と判明した。
ただし、現存種・絶滅種を問わずあらゆるウサギ種と異なる風変わりな特徴を持っていることもわかった。
例えばNレックスの脊柱(せきちゅう)は短くて曲がらない。つまりピョンピョン跳ねる“ウサギ跳び”が
できないのだ。
また、頭蓋骨を分析した結果、感覚に関係する領域が比較的小さいと判明した。
眼は小さく、耳も太くて短かったと考えられる。現生のウサギの耳からはほど遠い。
キンタナ氏は、「ヨタヨタ歩いていたと考えられる。水から上がったビーバーを想像してほしい」と述べる。
アメリカのカリフォルニア州ポモナにある健康科学ウェスタン大学の解剖学者でウサギの進化を専門とする
ブライアン・クラーツ氏は、今回の研究を受けて次のように話す。
「風変わりな点がたくさんあるが、頭蓋骨や歯にはウサギの特徴が多く、間違いなくNレックスはウサギだ。
実際のところ体の様子は大分違うが、頭部は割と典型的なウサギだったんじゃないかな」。
さらに、「体型はずんぐりむっくり、風変わりな体組織。この特徴はノーストレスのライフスタイルから
生まれたと考えられる」。同氏によると、メノルカ島には天敵が存在していなかったという。
快適な暮らしの中で、体が大きくなり、動きが鈍いウサギに進化していったようだ。
現生のウサギは天敵から逃れるため、小柄ですばしっこく、鋭い視覚を備えている。
「進化のエアポケットにはまり込んだのかもしれない。まるで離島の浜辺で日がな一日遊び暮らすリゾート
生活者だね」とクラーツ氏は説明する。「不安や心配事に縁はない暮らしだったが、
あまりにくつろぎすぎて一巻の終わり。結局は絶滅してしまった」。
今回の研究成果は、「Journal of Vertebrate Paleontology」誌2011年3月号に掲載されている。
▽画像 新発見の古代ウサギ「ヌララグス・レックス(Nレックス)」のイメージイラスト。
現代のアナウサギ(右)と比べてみるとその巨大さがよくわかる。
Illustration courtesy Meike Kohler
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/giant-minorcan-rabbit-nuralagus-rex_33588_big.jpg
▽記事引用元 National Geographic News(March 23, 2011)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110323001
▽Journal of Vertebrate Paleontology
Nuralagus rex, gen_ et sp_ nov_, an endemic insular giant rabbit from the Neogene of Minorca (Balearic Islands, Spain)
http://www.informaworld.com/smpp/content~db=all~content=a935221679~frm=titlelink
【古生物】史上最大のウサギ化石を発見、スペイン
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301109485/
1 名前:星降るφ ★[] 投稿日:2011/03/26(土) 12:18:05.41 ID:???
2011/3/26 11:55
東京電力は26日午前、福島第1原子力発電所付近で25日午前に採取した海水から高濃度
の放射性物質を検出したと発表した。放水口から南側330メートルの地点で、ヨウ素131
の濃度は法令限度の約1250倍の1立方センチメートルあたり50ベクレルだった。海水中の
放射性物質の調査が始まった21日以降、最も高い数値になる。東電は「(敷地内から)汚染
された水が海に出ていっている可能性がある」と述べた。
福島第一原発のタービン建屋内には高い放射性物質に汚染された水がたまっていることが
確認されている。汚染された水が、敷地内に広がり海にも流れ出ているようだ。
24日に同じ場所で採取した海水よりも放射性物質の強さは10倍程度に跳ね上がっている。
他の種類の放射性物質では、半減期が約30年と長いセシウム137も法令限度比80倍の同7.2
ベクレル。半減期2年のセシウム134は同117倍の同7ベクレルだった。
2号機の原子炉に注入する冷却水を26日午前10時10分に海水から淡水に切り替えた。
原子炉内に水の注入をする1~3号機のすべてで、淡水への切り替えが完了した。現在は
消防ポンプを利用しているが、外部電源を使った仮設ポンプへの切り替えを準備している。
▽記事引用元 日本経済新聞Web刊
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E0E4E2E2E68DE0E4E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
【環境】海水から1250倍の高濃度ヨウ素を検出 福島原発付近
2011年03月27日
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301138501/
1 名前:あんたレスφ ★[sage] 投稿日:2011/03/26(土) 20:21:41.80 ID:???
関東でコンピュータX線撮影の画像に黒点が頻出
関東周辺の医療機関から、「コンピュータX線撮影(CR)の画像に黒い点が認められる」
という報告が相次いでいる。
黒点は、東京電力福島第一原子力発電所から放出された微量の放射性物質の影響を
受けたものとみられ、CR装置を販売する各社は対応に乗り出している。
CRでは、X線フィルムの代わりに再使用可能なイメージングプレートを使う。
イメージングプレートは、人体に影響のない宇宙線やわずかなX線などの放射線も検出
できるほど感度が高い上、放射線のエネルギーを蓄積して記録する機能があるため、
放射線の強さと照射時間に比例して、記録量が増加する。
イメージングプレートを装填するカセッテに放射性物質が長時間付着すると、
微弱な放射線が蓄積して画像上に黒点となって現れる。
CR画像に黒点が頻出する現象は、これまで埼玉県や茨城県、東京都などの医療機関から
報告されている。
富士フイルム メディカルは問い合わせを受け、ウェブサイトで同現象の原因や対処方法
について告知。
黒点が現われた場合は、カセッテおよびイメージングプレートの裏表のクリーニングや
CR装置撮影面側の全面クリーニングを実施し、長時間使用していないカセッテやCR装置に
ついては撮影前に一次消去するように呼び掛けている。
同社の担当者は、「一次消去は、毎朝実施すればいいのではないか」と話している。
▽ ソース 日経メディカルオンライン
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/int/201103/519055.html
【放射線医療】関東でコンピュータX線撮影(CR)の画像に黒点が頻出
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