2011年07月

2011年07月13日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1306589446/ 
 
1 名前:TOY_BOx@みそしるφ ★[] 投稿日:2011/05/28(土) 22:30:46.80 ID:??? 
  金沢工大工学部の南内嗣(ただつぐ)、宮田俊弘の両教授は27日までに、銅板と亜鉛  
  を組み合わせた新型太陽電池の基板を開発した。  
   
  従来のシリコン製に比べ100分の1の 費用で製造できるとしている。  
  福島第1原発事故を経て政府が「サンライズ計画」を発表 し太陽熱エネルギーが  
  関心を集める中、両教授は「低コストの太陽電池をぜひ実用化させたい」と意気込んでいる。  
  新型太陽電池の基板は電熱器で焼いた銅板(多結晶亜酸化銅)に亜鉛膜を重ねて作った。  
  太陽光が基板に当たると青と緑色の光を吸収して電気に変える仕組みで、光から電気への  
  変換効率は3・8%。1980年代に同じ手法で米国で製作された基板の変換効率1・ 8%の  
  2倍程度に高まり、実用化のめどがついたとしている。  
   
  南、宮田両教授によると、従来のシリコン製太陽電池の基板は直径15センチの円盤状で  
  製造に約8千円かかるの対し、今回、開発した基板は数十円で作ることができる。  
  製造 コストをおよそ100分の1まで下げることで、一戸当たり約300万円かかるとされる  
  太陽光発電施設の設置費も大幅に抑えることが可能になるという。  
   
  研究成果は23日、社団法人応用物理学会の審査を経て同学会報の電子版に掲載され、  
  世界に発信された。  
   
  南教授は宮田教授が金沢工大生のころ指導したという間柄。師弟コンビは  
  「新型太陽電池は希少金属(レアメタル)を一切使わず、無毒の銅や亜鉛が素材で  
  原料が豊富という点 でも有効と考える」と語った。  
   
  ▽記事引用元 : 北國新聞【5月28日02時45分更新】  
   http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110528103.htm  
  写真 低コストの新型太陽電池の基板を手にする南教授(左)と宮田教授=金沢工大  
   http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110528103.jpg
 
  金沢工業大学  
   http://www.kanazawa-it.ac.jp/index.html  
  *依頼ありました。 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1302789490/229  
 

【エネルギー】従来の100分の1の費用で太陽電池の基盤を開発 金沢工大教授
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2011年07月12日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1307972143/ 
 
1 名前:宇宙三銃士スターボーφ ★[] 投稿日:2011/06/13(月) 22:35:43.92 ID:??? 
  小惑星探査機「はやぶさ」が、「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」として  
  ギネス世界記録に認定された。地球帰還から1周年の13日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表した。  
   
   はやぶさは2003年に打ち上げられた。小惑星「イトカワ」に着陸して表面の微粒子を採取。  
  様々な難局をクリアし、往復7年、約60億キロメートルの旅を経て戻った。  
   
   持ち帰った微粒子は日米などの研究機関が分析を進めている。地球を含む太陽系が  
  どのようにできたのか、解明の手掛かりを与えてくれると期待されている。  
   
  日経新聞  
  http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E1E2E18A8DE3E1E2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2?n_cid=DSGGL001  
 

【宇宙探査機】小惑星探査機「はやぶさ」 ギネスに認定 [06/13]
16:58|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011年07月11日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309422508/ 
 
1 名前:● ◆SWAKITIxxM @すわきちφφ ★[sage] 投稿日:2011/06/30(木) 17:28:28.68 ID:??? BE:575257128-2BP(1056) 
   宇宙航空研究開発機構は30日、金星周回軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」について、  
  主エンジンが破損している可能性が高く、9月上旬にテスト噴射して使えるか確認すると、  
  文部科学省宇宙開発委員会の調査部会に報告した。  
  主エンジンが使えない場合でも、姿勢制御エンジンで2015年11月に  
  金星周回軌道に投入できる可能性はあるという。  
   
  時事ドットコム  
  http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011063000689  
   
  JAXA  
  「あかつき」の金星周回軌道投入失敗 に係る原因究明と対策について(その3)  
  http://www.jaxa.jp/press/2011/06/20110630_sac_akatsuki.pdf  
  ※PDFで61ページあります。議論はこちらに目を通してからの方が良いです。  
   
  関連スレ  
  【宇宙開発】金星探査機:「あかつき」投入失敗 原因は燃料弁の異物との解析結果  
  http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309378289/  
 

【宇宙】金星探査機「あかつき」はメインスラスタノズル損傷の可能性大、姿勢制御エンジンによる投入も/金星再会合は2015年11月…JAXA
11:16|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011年07月10日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1310136212/ 
 
1 名前:24-107@一般人φ ★[] 投稿日:2011/07/08(金) 23:43:32.23 ID:??? 
  池などに生息する特殊な藻からジェット機などに使われる燃料を生産しようというバイオ燃料の事業に、  
  大手機械メーカーの「IHI」が参入すると発表しました。  
   
  「IHI」はバイオ関連のベンチャー企業と研究開発の会社をことし8月に設立し、池などに生息する油を  
  作ることができる特殊な藻を使ってバイオ燃料を作る事業を始めるとしています。IHIなどはこの藻を品種  
  改良して1000倍の速さで増殖させられる技術の開発に成功したということです。現在の生産技術では燃料  
  1リットル当たり1000円程度のコストがかかるということですが、技術開発を進めることで3年後に生産  
  に乗り出し、2020年までにはコストを10分の1以下に下げ、ジェット機向けの燃料などとして販売したい  
  としています。サトウキビやトウモロコシを原料とするバイオ燃料は地球温暖化対策として有効だとされながらも  
  食糧価格の高騰を招くなどといった影響が懸念されていますが、藻の場合、食用にはならずバイオ燃料としての  
  研究が盛んになっています。「IHI」の出川定男技術開発本部長は「今は生産コストが高いが中長期的には  
  高騰が続く原油とも十分、競争できる。原油価格高騰と地球温暖化の両方の解決策になるのではないか」  
  と話していました。  
   
  ▽記事引用元 NHK(7月7日 23時0分)  
  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110707/k10014059841000.html  
   
  ▽IHIプレスリリース  
  http://www.ihi.co.jp/ihi/press/2011/2011-7-07/index.html  
   
  依頼がありました。  
  http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1308061081/107  
   
 

【エネルギー】“藻からバイオ燃料” 3年後に生産開始、2020年100円/L以下のジェット燃料を目指す IHI
09:05|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011年07月09日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309786840/ 
 
1 名前:24-84@一般人φ ★[] 投稿日:2011/07/04(月) 22:40:40.38 ID:??? 
  ハイブリッド車のモーターやLED照明などに不可欠なレアアースを豊富に含む鉱床が、太平洋の深さ  
  3500~6000メートルの海底に大量に存在することを、東京大工学系研究科の加藤泰浩准教授らの  
  研究グループが発見した。  
   
   資源量は、陸上埋蔵量(約1億1000万トン)の800倍に及ぶと見積もられ、中国依存の供給事情や  
  将来の枯渇などの懸念を抱えるレアアースの安定確保につながる成果として注目される。  
   
   成果は、4日の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に発表される。  
   
   グループでは、日本や米国が参加した国際深海掘削計画などで太平洋の広範囲で採取され、  
  参加各国の研究機関に保管されている2000を超える海底堆積物の試料の組成を分析した。  
   
  ▽図 鉱床の推定分布図  
  http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110703-854737-1-L.jpg
 
   
  ▽記事引用元 読売新聞 (2011年7月4日02時02分)  
  http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110703-OYT1T00828.htm  
   
  ▽東京大学プレスリリース  
  http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/release/2011/070401.html  
   
  ▽Nature Geoscience  
  「Deep-sea mud in the Pacific Ocean as a potential resource for rare-earth elements」  
  http://www.nature.com/ngeo/journal/vaop/ncurrent/full/ngeo1185.html  
   
  依頼がありました。  
  http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1308061081/84  
 

【資源】太平洋にレアアース鉱床を発見、陸上埋蔵量の800倍 東大
11:40|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011年07月08日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309356992/ 
 
1 名前:一般人φ ★[] 投稿日:2011/06/29(水) 23:16:32.98 ID:??? 
  【6月29日 AFP】カラスは賢いとよく言われるが、カラスは自分に危害を与える人物の顔を認識するばかりか、  
  それを仲間にも伝える能力があることが分かった。  
     
   米シアトル(Seattle)にあるワシントン大(University of Washington)の科学者たちは、大学のキャンパス  
  にいるアメリカガラスの行動に興味を持ち、カラスたちが、恐怖を感じた時に見た人間の顔を記憶できるか  
  どうか実験した。  
   
   研究者たちは「こわもての」原始人のゴムマスクをかぶって7羽のカラスを捕らえ、標識のバンドを付けて  
  恐怖心を与えた後に放した。その後、この「脅威を与えた」ゴムマスクと、普通のマスク(ディック・チェイニー  
  (Dick Cheney)前米副大統領のマスク)をかぶって歩いたときで、構内のカラスたちの反応が違うか  
  どうかを観察した。  
   
   すると原始人のマスクをかぶって歩いた時には、カラスたちは集団でいっせいに反応した。「カー」という  
  声をあげるばかりでなく甲高く泣き叫び、怒ったように羽ばたき、尾もはたくようにして危険を知らせ合うような  
  反応を示した。しかし「チェイニー副大統領」のマスクの時には何の反応もなかった。  
   
   このカラスの警戒反応は「スコールディング」と呼ばれている。  
   
  ■脅威の知識を仲間内で拡散  
   
   チームは大学以外の4か所にも実験を拡大してみた。しかも今度は白人とアジア系の男女4人のタイプの  
  マスクを使い、41羽のカラスを捕らえて標識を付けた後に放した。  
     
   そして同じマスクをかぶって大学周辺を歩いた場合、時間が経っても「危険な顔」に対して「スコールディング」  
  をするカラスは減るどころか、逆に増えていった。実験直後にスコールディングをしたカラスは大学周辺の  
  カラスの20%程度だったが、5年後には驚くことに60%に達していた。  
   
   同大の野生生物の専門家ジョン・マーズラフ(John Marzluff)教授によると、「ほかのいくつかの場所では  
  1年半しか観察しなかったが、その期間にスコールディングするカラスが20%~40%程度増えた」という。  
   
  ■経験から得た知識を伝える力  
   
   怒りの反応を見せたカラスたちの一部は、実際に捕まえられたカラスの子どもたちだった。彼らはひなだった  
  時に、危機に対応する親の姿を見ていた。  
   
   しかし中にはカラスたちを捕らえた場所から1.2キロも離れたところに住み、自分たちが直接捕らえられた  
  わけではないカラスたちもいた。この場合は、群れの反応を通して警戒が伝わり、脅威を学んだと考えられる。  
   
   学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表されたこの論文では、  
  カラスはおそらく3つの情報源からの情報を扱う能力があり、興味深いとしている。その情報源とは、まずは  
  自分が直接体験したこと、次に親から子への「縦の情報伝達」、そして他のカラスたちとの間の「横の情報交換」だという。  
   
   しかもアメリカガラスだけがこうした情報処理能力があるのは考えにくい。「実証されたことはないが、  
  コクマルガラスやミヤマガラスもこの3つの情報処理による学習能力があると確信している」  
  とマーズラフ氏は語った。(c)AFP/Richard Ingham  
   
  ▽記事引用元 AFP(2011年06月29日 15:00)  
  http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2809233/7440559  
   
  ▽Proceedings of the Royal Society B  
  「Social learning spreads knowledge about dangerous humans among American crows」  
  http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/early/2011/06/20/rspb.2011.0957.abstract  
 

【生物】カラスの賢さ想像以上、覚えた顔を仲間にも伝える力 米研究
15:31|この記事のURLコメント(2)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011年07月07日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309786270/ 
 
1 名前:24-82@一般人φ ★[] 投稿日:2011/07/04(月) 22:31:10.69 ID:??? 
   九州工業大学の岸根順一郎准教授は、ハードディスクドライブ(HDD)など磁気記録媒体の情報量を  
  無限大に増やせる可能性がある新しい物理現象を発見した。現在の記録媒体は「1」「0」という2種類の  
  信号(ビット)で情報を蓄えるが、複数種類の信号で記録できるようになる。早期の実用化を目指す。  
   
   ロシアのウラル州立大学との共同成果。米国物理学会の専門誌フィジカル・レビュー・レターズ(電子版)に掲載した。  
   
   発見したのは、電子の回転でできる微小な磁石(スピン)が変化する現象。外部から磁力を与えると電気抵抗が  
  無限大になる。多重の信号で記憶でき、「無限ビット」の記録媒体が実現できる可能性がある。  
   
  ▽記事引用元 日本経済新聞(2011/7/3 22:05)  
  http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E1E2E2E18DE2E1E2E5E0E2E3E386989FE2E2E2?n_cid=DSGGL001  
   
  ▽九州工業大学プレスリリース  
  http://www.kyutech.ac.jp/info/id875.html  
   
  ▽Physical Review Letters  
  「Tuning magneto-transport through a magnetic kink crystal in a chiral helimagnet」  
  http://prl.aps.org/abstract/PRL/v107/i1/e017205  
   
  依頼がありました。  
  http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1308061081/82  
 

【物理】容量無限のハードディスクへ道 新たな物理現象を発見 九工大など
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2011年07月06日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1307094329/ 
 
1 名前:星降るφ ★[] 投稿日:2011/06/03(金) 18:45:29.39 ID:??? 
  放射能の影響で女児の出生数が減少?  
  Ker Than for National Geographic News  
  June 3, 2011  
   
   核実験や原発事故で放出された放射線が、男児の出生率をわずかに上昇させている可能性がある。  
  最新の研究によると、チェルノブイリのように地上で発生した事象については、影響は局地的な  
  ものにとどまっているが、大気圏での核爆発は、全世界の男女出生比率に影響を及ぼしていること  
  が明らかになったという。  
   
   その結果、女児は本来の予想より数百万人少ない出生数にとどまっていると推定される。そして  
  現在、日本で発生している原発事故によって、また新たに男児の出生率が上昇するかもしれないと  
  専門家は指摘している。  
   
   研究では、1975~2007年におけるヨーロッパ39ヵ国およびアメリカの人口データを分析した。  
  その結果、1964~1975年にかけてはすべての国で、また、1986年以降の数年間では東ヨーロッパ  
  諸国の多くで、男児の出生数が女児に比べて増加していることが明らかになった。  
   
  “通常”の環境でも、105:100の比率で男児は女児より多く生まれると、研究共著者のハーゲン・  
  シェルプ(Hagen Scherb)氏は話す。「このような比率になる生物学的な理由はわかっていない。  
  万有引力定数と同じ、自然の定数だ」。シェルプ氏は生物統計学者で、ミュンヘンにあるドイツ  
  研究センターヘルムホルツ協会の環境健康研究センターに所属している。  
   
   統計データから判明した男児出生数の増加は、このわずかな自然の偏りをさらに助長するものだ。  
   
   研究では、1960~1970年代に男児が増加した原因として、大気圏内での核実験により放射性  
  原子が地球規模で拡散したことを挙げている。核実験によって放射性原子は大気圏の高層まで上昇  
  し、そこで気流に乗って地球全体に拡散した。  
   
   大気中での核実験は、1940年代末から1963年にかけて最もさかんに行われたが、1963年の部分  
  的核実験禁止条約によって、少なくとも条約の調印国であるアメリカ、ソビエト連邦、イギリスに  
  おいては、それ以降、核実験は地下で行われることになった。 Chernobyl's Hidden Fallout? データ  
  ではその後も再び男児出生数が増加しているが、これは1986年に、当時ソ連の一部だったウクライナ  
  で原子炉が爆発したチェルノブイリ原発事故の影響だと研究は推測している。  
   
   しかし、チェルノブイリのケースでは、影響はより局地的なものにとどまった。放射性物質の放出  
  が地上で起こったためだ。「チェルノブイリに近い国ほど、影響が強く出ている」とシェルプ氏は言う。  
   
   例えば、ウクライナと国境を接するベラルーシでは、2000キロあまり離れたフランスよりも、女児  
  に対する男児の出生数が多かった。  
   
   アメリカではチェルノブイリの影響はみられなかったが、これはおそらく距離が遠すぎて、影響が  
  出るほど多量の放射性原子が到達しなかったためだろうとシェルプ氏は述べている。  
   
   核実験とチェルノブイリのいずれのケースでも、男児の出生比率増加はわずかなもので、1%にも  
  満たない。  
   
   しかし研究によると、それほどわずかな増加率であっても、世界中で放出された放射線の影響に  
  よって、この数十年間に全世界で誕生した女児の数は、本来の予想より数百万人減っている計算に  
  なるという。ベルリンにある遺伝医学・人類遺伝学研究所の遺伝学者カール・シュペルリンク(Karl  
  Sperling)氏は、今回の研究には参加していないが電子メールで次のように述べている。「科学界に  
  とって、シェルプ博士による今回の研究成果はまったく予想外のものだったが、統計的には十分に  
  証明されている」。  
   
  (>>2以降に続く)  
   
  ▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック ニュース  
  http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110603003&expand#title  
  ▽画像  2006年、チェルノブイリ近郊で原子力安全訓練を受けるウクライナの子どもたち。  
  http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/radiation-male-children-chernobyl_36198_big.jpg
 
  Photograph by Sergey Ponomarev, AP  
 

【放射能】大気圏での核爆発が男女出生比率に影響 この数十年間で女児の出生数、予想より数百万人少なく
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2011年07月05日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309191151/ 
 
1 名前:依頼51@白夜φ ★[] 投稿日:2011/06/28(火) 01:12:31.27 ID:??? 
  東北大総長また論文二重投稿 学士院賞受賞業績取り消し  
  2011年6月25日15時1分  
   
  東北大学の井上明久総長が新たに論文2本を二重投稿していたことがわかり、  
  それぞれの論文が取り消された。二重投稿は研究者倫理や著作権法に反する研究不正。  
  論文の一つは、井上総長が2002年に日本学士院賞を受けた際、主な業績に挙げられていた。  
   
  井上総長は、ふつうの合金より強くさびにくい新素材「金属ガラス」研究の世界的権威。  
  取り消された2論文も金属ガラスの特性に関するものだ。  
   
  学士院賞の根拠になった論文は、応用物理の米学術誌「アプライド・フィジックス・レターズ(APL)」に  
  1999年10月7日に投稿され、00年2月に掲載された。  
   
  ところが「材料工学の国際会議の議事録に、同じ内容の論文がAPLより先に投稿されている」  
  との情報が最近、APL編集部に寄せられた。  
  論文の文面やグラフ・写真が極めて似ており、編集部は二重投稿と断定。  
  日本時間の今月25日未明、APLの電子版で論文の取り消しが公告された。  
   
  さらに、日本の粉体粉末冶金(やきん)協会の学術誌に03年に掲載された井上総長らの  
  論文とほぼ同一内容の論文が、同時期に米国の学術誌にも掲載されていたことも分かった。  
  同協会は最新号で論文を取り消した。  
   
  編集委員長の吉村一良・京都大理学研究科教授は  
  「二重投稿は言語道断だが、著者が謝罪し、論文が取り消しになったことで、  
  処罰を受けたと判断している」と話す。  
   
  井上総長の研究グループは、昨年11月にも論文の二重投稿が発覚。  
  これを受けて東北大は、調査委員会を設け、二重投稿防止の指針作りを検討している。  
   
  井上総長は朝日新聞に対し「調査委員会の調査手続き以外で私的な見解を表明することは  
  差し控える」とのコメントを寄せた。(斎藤義浩)  
  ___________________  
   
  ▽記事引用元 asahi.com  
  http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY201106250183.html  
   
  ▽関連(論文取り消しの公告:英文)  
  Applied Physics Letters(APL)  
  Retraction: “Superhigh strength and good soft-magnetic properties of (Fe,Co)?B?Si?Nb bulk  
  glassy alloys with high glass-forming ability” [ Appl. Phys. Lett. 85, 4911 (2004) ]  
  http://apl.aip.org/resource/1/applab/v98/i13/p139902_s1?view=fulltext&bypassSSO=1  
   
  #ご依頼いただきました。  
 

【学術論文】東北大学の井上明久総長 また論文二重投稿 学士院賞受賞業績取り消し
14:07|この記事のURLコメント(14)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011年07月04日

 
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309273153/ 
 
1 名前:一般人φ ★[] 投稿日:2011/06/28(火) 23:59:13.60 ID:??? 
   [モスクワ 27日 ロイター] ロシア科学アカデミー応用天文学研究所のアンドレイ・フィンケルシュタイン  
  所長は27日、人類が今後20年以内に地球外文明と遭遇するとの見通しを示した。インタファックス通信が伝えた。  
   所長は地球外生物をテーマにした国際フォーラムで講演し、「地球以外の星に生命は存在しており、人類は  
  今後20年以内にそれを発見するだろう」と明言。地球に似た環境の惑星はあるとし、そうした惑星に水がある  
  ことが確認できればそこに生命も存在しうると述べた。  
   
   所長は「異星人」について、人間と同様に1つの頭、手足2本ずつを持つ可能性が高いとし、「皮膚の色が  
  人類と異なるかもしれないが、人類でもすでに皮膚の色には違いがある」と語った。  
   
   同研究所では、冷戦期の宇宙開発競争の一環として1960年代に開始されたプログラムを現在も継続中。  
  宇宙に向けて電波を発信し、地球外から送られた電波を受信しようとしている。  
   
   所長は「地球外文明の発見に取り組んでいる時間は主に、地球外からメッセージが送られてくるのを待つ  
  ことに費やしている」と述べた。  
   
  ▽記事引用元 ロイター(2011年 06月 28日 14:06 JST)  
  http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21922820110628  
 

【宇宙】人類は20年以内に地球外文明と遭遇へ ロシア研究者
08:43|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)科学ニュース+  このエントリーを含むはてなブックマーク 
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